たかが12年 せいぜい3年

嵐ファン10年ちょいのオタクが 防弾少年団にハマって3年 比べたり並べたりしながら 思考を整理するための吐き出しどころ

トップになったあなたたちへ

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「トップになりたいって夢、絶対に叶えようね。」

 

2004年の24TV当時のことを知らないわたしでも、この言葉は嵐の中で大きな意味を持つ言葉だと、ずっとそう思って過ごしてきました。ことあるごとにこのお手紙の音声が使われ、ファンの中でも嵐のメンバーにとっても大事な言葉になっているということをファンになりたての頃に知って、なんだかおまじないのような気持ちでこの言葉を聞いていました。

 

何年か前に(それこそTwitterを10年以上やってるのでいつかわからないけど、少なくとも休止を発表するより前だったとは思います)Twitterで、

「嵐がトップになれるのは、本人たちがトップになった、と感じる時だろうけど、あの5人はたとえトップになったとしても、トップに立ったと言わない謙虚な5人だから、いつまでも夢は叶わないんだろう」みたいなニュアンスのツイートをみたことがあって、すごく胸に響いたことを覚えています。(すみませんツイート元あったら教えてください)

 

 

だけど、今、嵐にしやがれで放送された嵐五人旅の中で、2020年11月13日の大野くんが言いました。

「今のうちら、トップじゃん」って。

 

これを聞いた時の感情を嬉しいと表現していいのか寂しいと表現したらいいのかわからないけど、とにかく胸にくるものがありました。

普段謙虚で、でしゃばったりしないメンバーたちだけど、嵐のことに対してはとても自信を持って胸を張って自慢してくれていることが、ファンとして誇らしくて嬉しくて。

でも、その反面「うちらトップじゃん」と大野くん以外のみんなも自覚しているのならば、この言葉の魔法のような効力はもう切れてしまったような、嵐はもういつのまにか目標を達成してしまっていたんだなと寂しい気持ちになりました。本当に一区切りついてしまった気がした。

 

嵐がこれから先もずっと最前線で活動を続けていたとしたら、今のように振り返る機会がなければ、本人たちが顔を合わせて「ここまできたね」って「トップになれたね」なんて言い合う機会はなかったかもしれない。

トップになりたい、って、力強いようで掴みどころのないふわふわした目標を、掴もうとまだまだ走っていたかもしれない。

 

 

 

 

嵐が足を止めると発表した、2019年の1月のことは、よーく覚えています。血の気が引く感じがした。それからもう2年経ったなんて。

今年に入ってからは思うような活動ができなくて、会いたいのに会えなくて「休止の時期を遅らせる」って言ってくれないかな、って何度も思っていました。

でも、嵐はやりたいことができないのが残念、とは言っていたものの、できることを2020年の年末までとにかくやる、というスタンスを曲げることはなく、迷いを見せることもなく(ネトフリ見れてないのでその中でそのような場面があったらすみません)、特に翔くんが「2年用意したんだから無責任とは言わせない」と、まあ言い方はこんなじゃなかったけど、会見で言っていた言葉をブレることなくもち続けたことが、寂しくもあり、ありがたくもありました。

ファンのいくつかの言葉で、変わるような結論じゃないこと。ファンのことももちろん大事だけどメンバーのこと(この場合大野さんのこと)がやっぱり何より大事なこと。それが伝わってきました。

 

 

私がこのブログを始めたのはちょうどその休止会見の直後でした。

2019年の頭に書いたブログはとにかく悲しくてだいぶやさぐれていて、

 

10年好きでいたってほんとのことなんてわからないんだなあ

 

と嘆いているけど(そこからこのブログタイトルになっているんですが)、その時の私に安心して、と言いたい。

 

嵐は、ちゃんと、あなたの大好きな嵐だよ。 

 

なんだか結果論で悔しいけど、一区切りつくことがわかってからのほうが、ちゃんと嵐のことを見ていたし濃厚だった。受け止める温度が違った。

きっと休止がなかったらいまは、ただの年末で、わたしはBTSに夢中で、嵐の年明け番組容量足りないわ〜なんて言いながら、嵐の番組の録画を逃してもやっちまったな〜で済む程度だった。

だけどいま、また私は嵐の番組を絶対に録り逃さないように慎重に録画予約をしているよ。

 

自粛期間中の紙芝居だって、退屈な日々の中での楽しみだったし、とくに今年は嵐の暖かさをいっぱい感じたなあ。やっぱり好きだなって感じることが多かったな。

 

 

あと2年間の間に、これまでの思い出をぶち壊したり、嫌な記憶で塗り替えられたりしないように、いままで以上の楽しい記憶でいっばいになるように祈りながら、願いながら、私はこれからも彼らを応援し続けていこうと思います。

 

何を心配していたんだか。

まあショックな出来事はあったけど

 

最近は少しずつ来年の話が出てきていて(あまり明言はされていないけど)、とにかく5人の関係が終わるわけではなく、仲良しでいてくれそうなことが精神安定剤になっています。でも会おうとしないと会わなくなるんだもんなあ…せめて月1では集まって欲しい……

 

 

嵐が嵐として一緒にいるのは、今日を入れてあと5日。

たくさん準備をしてくれているだろうし、いまはとにかく嵐5人の健康と無事を願うばかり。

 

 

いつのまにかトップになっていたあなたたちへ。

嵐でいてくれてありがとう。

みんなに愛されていてくれてありがとう。

 

あと5日。

まだまだ嵐を巻き起こしてね。