あの隙のない会見について
嵐の活動休止会見について。
(ややネガティブでひねくれた見方をしているので、既に嵐の休止についてモヤモヤせずに受け止め、ポジティブな考えを持てている人は読まないほうがいいかもしれません。
いつも以上にとりとめなく、思いついたまま書いてるので乱文ですが御容赦ください。)
1/27に2020年末での活動休止が発表されて、今回の発表の発端が大野さんの発言だと分かっても、私の周りの人で嵐を悪く言ったり、大野さんのことを悪者扱いする人なんて一人もいなくて、もちろんみんな悲しんでいたんだけど、大野さんの気持ちもわかる 自由を求める大野さんのことも知っている という反応がそれがすごいなと思った。
わたしもプラスに考えないとやってられなくて、大野さん戻ってきたらみんなで大喜びで迎え入れようとか、数日休んだら戻ってこないかな~とかそんなことを考えてて、決して解散じゃないということにとりあえずは安堵していたんだけど
いろんな人の意見を読んだりで、ちょっと考えているうちにまたモヤモヤが湧いて出てきたのでそれを書いてみたいと思います。
ファンクラブでの発表を聞いて最初は、大野さんはもう戻る気なんてなかったんだろうな と思いました。
文章でも表情でもそれが伝わってきて…
でも会見では、少しそれが薄れていて、一旦休むということが強調されていて、ほっとしていた人は多いと思います。私もそうですけど
でもそれを発言し、強調していたのは大野さんではなく櫻井さんを初めとする周りのメンバーで、きっとこの結論に落とし込むために、4人側の意見として、大野さんを説得する上で譲りたくなかったポイントがそこなんだろうな、と勝手に想像してしまった。
きっと、大野さんの復活を待っている気持ちはファンも4人も同じ気持ちで、結局はただ4人も待つことしか出来ないんじゃないかな。大野さんの考えは多少の説得や願望で動く考えではないだろうってことはきっと私たちよりずっとわかってると思うんです。
発表があって、それ以降レギュラー番組でも、Mステでもお詫びがあって、少し落ち着いた頃に、いろんなブログを読んだりツイッターでのつぶやきを見たりする中で、「どうしても大野さんを許せない」という趣旨の考えを持っている人がそれなりにいることを知りました。そりゃあ、この展開になれば、そういう思考になる人がいてもおかしくないし、というか、逆に全力で受け入れようとしている人ばっかりいるのが異様なのか?と考えが少し変わってきました。グループで解散や休止や脱退なんかがあった時、もしくはその危機に陥ったり疑惑が生まれた時。ファンなら皆、原因や発端を知りたがると思います。誰が言い出したのか、なぜそうなったのか、他の人はどう思ったのか。
(現にbtsのMAMAでのジンさんの「今年の初めに解散の危機があった」という発言はわからないことがありすぎて私は未だに消化しきれていない)
嵐は会見がすぐにあったことで、それらがファンや外野がどうこう詮索する前に公式に全て明らかになりました。でもだからこそ、これ以上詮索してはいけないような、納得しなきゃいけないような気持ちになってたのかもしれない。悲しさや虚しさをどこかにぶつけたくても、発端である大野さんにぶつけたくなる感情を持つことは、「他の4人の力不足」ということになってしまうから、持ってはいけないと無意識に思わされ、無理やり前を向かされていたのかもしれない、と後になって気付きました。(この二宮くんの発言を否定する訳では無いです。むしろ、嵐のこと以外全く考えていないような真っ直ぐで自己犠牲に溢れた二宮くんは私の大好きな二宮くんで、最初聞いた時は涙が出ました。)
ガチガチに自分たちの意志が固まった、隙のない会見は確かにかっこよかったけど、正直もっと4人にはもっと感情を出して欲しい。相葉さんあたりに、「辞めたくないよ」ってポロッと本音をこぼして欲しい。「こうなったのは全部大野さんのせいだ」って気持ちをぶつけて欲しい。「そうだそうだ」って私も責め立てて、泣いてぶつけて、「休んだら戻ってこいよ!」って言ってやりたい。そのくらいの泥臭さと嵐への執着を見せてもらいたい。
じゃないと、ファンのモヤモヤはいつまでも隠していなきゃいけないみたいじゃん。ドロドロしているファンが醜いみたいじゃん。隙を見せてくれないアイドル相手には、ファンも隙を見せられないよ。